1月25日映画公開!~12人の死にたい子どもたち:沖方 丁氏~
こんにちは。
corgiです。
近日公開間近の作品
『12人の死にたい子どもたち』
集団安楽死のために集まった子供たちはどうなってしまうのか!?
集団安楽死を行うために集められた12人の子どもたち。ろくでもない親・いじめ・病気・ゆがんだ思想。それぞれが自殺動機を抱えながら廃病院の地下へと集合する。しかしそこには13人目の死体が。
どうして13人目が存在するのか。自殺なのか他殺なのか。不可解な問題が次々と子どもたちに襲い掛かる。
次々と自殺反対を訴える子どもが増えてゆくなかで、子どもたちはどうなってしまうのか。そして最後に明かされる衝撃の結末とは!?
謎を解き明かしてゆくミステリー小説でありながらも、現代の悩める子たちに向けたメッセージ性が非常に強い作品であると感じました。
この作品はどこに向かっているのか?どうなってしまうのかが全く分からいままどんどんと話を読み進めていってしまいます。大きな悩みを抱えている方、先が見えずどうしたらいいのか困っている方には強く影響を与えられるのではないでしょうか。
自分が今抱えている問題は、ちっぽけなものかもしれないし、どうにでもなるのかもしれない。
どの年代にもかかわらず、多くの方に読んでいただきたい本です。